2016年5月30日月曜日

ローラー30分  冷酒の提供温度

いつもは休養日な月曜日だけど昨日あまり乗ってないから少しだけローラー。
5分アップ、20分L3・215W、5分ダウン。

日本酒の保管温度は生酒の場合かなり低い温度で保たなければならない。
-3℃が理想というが自宅のセラーは7℃なので高めだが長期保管するわけでもないし
早めに変化を楽しむという意味ではちょうどいかもしれない。

あくまでも保管温度が低いのであって、冷酒といえども冷蔵庫から出したてがすべて美味しいとは限らない。
ついつい出してすぐ飲んで印象を書いてしまっている。そのため香りの高い日本酒に好印象となってしまうケースが多い。

燗すればよい酒も多いが暖かくなってきて飲みたくないのもあり面倒だ。
そこで最近は飲み始める前に錫の徳利に注いでおく。
錫は熱伝導が良いので、他の香り高い酒を飲みながら手で徳利を温める。
程よい温度になる頃、料理に合うふくよかな日本酒になっている。

秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒 

以前開けてピリピリと辛さだけが目立ち、味が膨らんでこないと思っていたこのお酒。
それが人肌程度まで上げると甘旨味が引き立ちマスカットのような爽やかな苦酸がきれいに引き締める。
なんとも旨い酒になって、のどぐろの干物を食べながら幸せな気分になった。

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